エロゲ、もゆ

底辺IT企業社員によるエロゲレビュー、はっじまるよー!

Dies irae【レビュー】

今回紹介する作品はこちら

 

Dies irae

www.light.gr.jp

 

 

ディエスイラエじゃないよ。ディエスイレだよ。 

 

Dies irae

とは

中二病バンザイ!永遠十四歳神バンザイ!

・熱いバトルと強いメッセージ性

・物語の背景に広がる壮大な世界観

 

一つずつ見ていきましょう。

 

中二病バンザイ!永遠十四歳神バンザイ!

まずどんな話か簡単に説明します。

元ドイツ軍人たちが日本の地方都市でやべー儀式を行おうとしています。

それに否応なく巻き込まれた主人公はそれを止めようと元ドイツ軍人たちと戦うことになります。

しかし、その元ドイツ軍人たちは異能力者で、通常の人間をはるかに凌駕する戦闘力を有しています。それに対抗するため、主人公も異能の力も宿し ・・・

というストーリーです。語彙力が貧弱でごめんなさい。

さて、どこが中二病なの?という話です。ネーミングセンスや話の展開もそうですが、異能の力を使う際には「詠唱シーン」があります。ここが一番の中二病ポイントと言っていいでしょう。「時よ止まれ、君は誰よりも美しいから―――」って言われてビビっときちゃうような諸君は強くプレイをおススメしたい。

またこの作品のシナリオライターである正田崇先生は永遠十四歳神と呼ばれてたりします。

 

・熱いバトルと強いメッセージ性

 この物語では熱いバトルがいくつも展開されます。とはいっても所詮は紙芝居ゲー。盛り上がりに欠けるのではないかと思われるかもしれませんがそこはシナリオライターである正田卿の熱いテキストとイラストレーターのGユウスケの美麗なイラストにより非常に引き込まれるものになっています。

また、登場人物たちはただ多種多様なバックボーンを抱えており、それぞれが強い想いを抱いて戦っています。そのため、戦闘シーンはただカッコイイだけではなく、とても読み応えのあるものとなっており、強いメッセージ性が感じられるような場面もあります。

 

・物語の背景に広がる壮大な世界観

このDies iraeというゲーム、いろんなバージョンが出ているのですが筆者がプレイしたのは一番新しいバージョンであるDies irae Amates amentes(aa)というもので、基本的にはこれをプレイするのがおすすめです。aaでは4人のヒロインのルートがあるのですが昔のバージョンだと2人しかなかったりするようです。また、アフターストーリーもaaが一番充実しているようですね。

というわけで時代を経てシナリオの修正と追加を積み重ねたDies iraeというゲームですが、結果、筆者のaaのプレイ時間は40時間くらいでした。結構長いですね。全ルートクリアしたときは結構達成感ありました。しかし、この作品の沼はさらにさらに深いことをこのときの筆者は知る由もなかったのである。

実はこのDies iraeというゲーム、「神座万象シリーズ」と呼ばれるシリーズ作品の一つなのです。そのため関連作品がたくさんあります。も―大変です。筆者としてはDies iraeにハマったらその続編(一概にそうとも言えないのですが)にあたる「神咒神威神楽」をプレイするのがおすすめです。追っかけるのが大変!神座の概要だけ分かればいいやって人はSwitch版Dies iraeを買いましょう。神座について分かりやすく語られてます。

また、歴代神座シリーズの登場人物+αが登場する「Dies irae pantheon(パンテオン)」というゲームが制作されていたのですが、制作会社lightの親会社が倒産してしまい、現在計開発がストップしてしまっています。しかし制作陣は諦めていません。支援を集めてなんとかパンテオンを完成させようとしています。つまり何が言いたいかというと筆者パンテオンやりたいからみんなDies iraeを応援してくれということです。なんならアニメ化してるからそっからでもいいからさ・・・!スマホ版もあるしね・・・!

 

 

いかがだったでしょうか。最後の方は筆者の願望駄々洩れだった気がしなくもないですが、Dies iraeは燃えゲーの名作です。ハードも様々なものに対応しているので是非一度お手に取ってみてはいかがでしょうか。